ミネラル効果・効能大全

ミネラルもビタミンも体の機能や健康維持のために必要な微量栄養素です。この二つの違いは、ビタミンが元素から作られる有機化合物であるのに対して、ミネラルは元素そのものので無機質です。

 

現在、人に必要なミネラルは、主要ミネラル7種（カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、イオウ、塩素、マグネシウム）と、微量元素9種（鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、マンガン、モリブデン、クロム、コバルト）が確認されています。

ミネラルの欠乏や過剰摂取は体に不調をもたらします。たとえば亜鉛の不足は味覚障害を引き起こしますし、ヨウ素不足は甲状腺腫や鉄欠乏性貧血を引き起こします。

 

慢性的にミネラル不足となると、心臓病やガン、糖尿病の発症リスクが上昇します。
一方で過剰摂取も禁物です。ナトリウムは過剰摂取される傾向にあり、高血圧から心臓病、脳卒中の一因にもなっています。